


みどりヶ丘幼稚園にはたくさんの「こだわり」があります。
それは全て、「子どもたちにとって何が本当に必要で大切なのか」
を考えた結果の「こだわり」です。
その一つ一つをご家庭でも理解していただき、
私たちと一緒に子どもたちの成長を見守り、育てていってほしい。
心から、そう願っています。
世の中はとっても便利になりました。進歩も開発も、人々の生活には欠かせないもの。でも、みどりヶ丘幼稚園はちょっと不便な幼稚園にしました。
自分の身の回りのことが自分でできない子にはしたくないからです。蛇口をひねる。たったそれだけのことでも、水の量を調節したり、水という資源の大切さを感じ取ったり…。柔らかな子どもの心なら、多くの事を学びとるはずですから。
ご家庭でもトイレの洋式化がすすんでいると思います。でも、少しいろんなところに目を向けてみると…。児童公園、駅、電車の中、公共施設のトイレなどにはまだまだ和式トイレがたくさんあります。だから、幼稚園のトイレは和式です。洋式と和式のどちらにも慣れていれば、日本中どこへ行っても子どもたちは困りませんから。
みどりヶ丘幼稚園の園庭は全部砂だらけ。それは、どこでも砂遊びができるからです。小さな「砂場」という箱の中ではどの子も十分に楽しむことはできません。そのかわり、靴の中もポケットの中も砂だらけになって帰ることもしょっちゅうです。しからないであげてください。それはたくさん遊んだ証拠なんですから。
※その他にも水はけが良いので、少しの雨ならあがれば10分くらいで、園庭で遊ぶことができるのです。みどりヶ丘幼稚園の子どもたちは、雨上がりでも元気に外へ出て遊んでいます!
※ころんだって平気・平気。砂はクッションのかわりにもなるんですから。
「子どもは風の子、大人は火の子」
そのはずなのに、寒がりの子が増えていませんか? それは環境しだいです。 寒いからといって、毎日お部屋の中で遊んだり、厚着をさせたりしていては、子どもは火の子になってしまします。みどりヶ丘幼稚園のスローガンは「暑さ、寒さに負けない元気な子」。冬でもジャンパーは着ないで遊びます。でも、雪の日は別です。雪合戦や雪だるまつくりなど、いっぱい雪で遊びたいので、水のしみないジャンパーと手袋、長靴で遊びます!
「肩からかける」そして、「コップで飲める」水筒。水筒にもそんなお願いをしています。肩からかけられる水筒は両手を自由にするため。安全対策です。ストローのついた便利な水筒もたくさんありますが、みどりヶ丘幼稚園ではコップで飲むタイプ以外は使いません。フタを開けないと飲めない、ついだものは飲み切らないとしまえない、ついでもたまにはこぼしちゃう、そんな不便さから、自分の飲む量を調節する事、自分で後始末することなどを覚えます。誰でも失敗の中から多くのことを学びます。きちんとフタをしめないと漏れてしまうので、身の回りの自己管理を学ばせるチャンスなのです。
みどりヶ丘幼稚園のこだわりはまだまだたくさんあります。
すべて、子どもたちの成長を考えた「こだわり」ばかり。
でも、案外、当たり前のことだと思いませんか?
それでも、お子さんをはじめて集団生活の場に通わせる保護者の皆さんは
戸惑われることもたくさんあるとおもいます。
不安に思ったり、わからないことがありましたら、
いつでも幼稚園へお尋ねください。
★最後に…
子どもたちの健全な成長には、家庭と幼稚園のしっかりとした信頼関係が不可欠です。保護者の方が「ここならば信頼できる」と思われる幼稚園に通うのがお子さんにとって一番大切なことだと思います。最後に恵を受けるのはいつも子どもたちであって欲しいと思います。